


















台湾で出会った雲と雷模様の文箱です。
この箱の本体は、竹で編まれていて側面は竹を雷紋様に彫り出されています。また蓋の表面は漆を塗り重ねて紋様が掘る堆黒という技法で瑞雲紋様が彫られています。
表面の瑞雲紋様は縁起が良い事の前兆を、側面の雷紋は万物を潤す雷雨として豊作や吉祥を表し、とても縁起が良い箱ですね。
箱全体に彫刻されていますが、とてもシンプルで落ち着いています。
*全体側面と本体立ち上がりの縁周辺に欠損した後に補修した形跡があります。古い物ですのでご理解いただけますようお願いいたします。
欠損と補修の痕跡がありますが、全体としてはしっかりとしています。
生産地:中国
年代:清末期
素材:漆 竹
サイズ:W 21cm、D 26cm、H 6cm
内寸 W 19cm、D 24cm、H 5cm